ぎょうしゅ・ぎょうたい【業種・業態】
業種とは、広義では事業の種類を指し、通例は「日本標準産業分類」に従って建設業、製造業、サービス業というように格付けされる。
飲食業で業種という場合は、主に販売しているメニューの種類によって区分することをいい、「日本料理店」「西洋料理店」「そば・うどん店」などという言い方がその例。
業態とは営業手法の違いをいい、ファストフード、ファミリーレストランなどという言い方がその例である。
業態の違いは客単価の違いによく反映される。 飲食店は常に業態と業種の双方から分類される。 しかし、一般に「業態」という場合、回転寿司店、和食ファミリーレストランといったように、狭義の業種・業態の意味も含めて使われることが多い。
また、業種を横軸、業態を縦軸にとって飲食店の分布を描き、手薄な領域を見つけてそこに新しいタイプの店をつくることなどを業態開発という。