AIを利用したPOSデータ連携
飲食店のIT化をAIが加速させようとしています
少子高齢化・生産人口減少による人手不足やコロナ禍による社会の混乱、とても厳しく大きな環境変化にみまわれている今日、外食業界においても、生き残るためには一層の生産性向上が求められています。
これまでの歴史を振り返ってみると劇的な生産性向上というのは技術革新によるものが多かったと言えます。
これまでは手作業にて運用していたことで時間のかかった作業が、技術革新により自動化され、生産性が向上した事例は歴史上、枚挙にいとまがありません。
ITの世界においては、AIの登場により今まさに変化の時を迎えようとする真っただ中にあります。
飲食業界でもITはこれまでも浸透していました。POSシステム、受発注システム、勤怠管理システムなど、多店舗展開する企業を中心にすでに広く普及しております。
しかしながら、IT化は進むもの、それを使いこなすのは人であるという点は今も昔もかわっていません。
システムを使うのが人である以上、ITを使いこなせなければITの導入の効果は出ず、生産性向上にもつながりません。
ニーズの多様化によるITシステムの高機能化の流れは避けられない一面もありIT化が進んでもITシステムの高機能化・複雑化が並行して進む以上、現場の負担が減らないなんてことも・・・。
AIの登場は、まさにこの課題に対し大きな変革を起こそうとしています。
FoodingJournalでは、飲食店の業務効率化・生産性向上を支援すべく、AIを取り入れた新しい機能を積極的に開発しており、ここではその一例をご案内いたします。
ネットワークを繋げないPOSレジでもデータ連携
商業施設内のテナントや屋外店舗、催事の臨時店舗などでは、POSレジと本部システムをデータ連携できない場合が多々あります。
また、FCの加盟店企業が独自の本部システムで売上管理したくとも、FC本部企業の本部システムへつながるシステムがすでに構築されていることで独自で本部システムの構築ができない場合もよくあります。
POSレジとデータ連携できない場合の売上管理を行う場合、その多くは紙の精算レシートから数字を確認してパソコンの入力画面へ手作業で入力する運用がほとんどではないでしょうか。
データ連携するためのネットワーク構築が物理的に不可能である場合、これまでは自動化をあきらめるしかありませんでした。
実はFoodingJournalには、このようなデータ連携できないPOSレジから簡単に売上データを取得する画期的機能が用意されています。
スマホアプリで精算レシートの写真を撮影すると、レシートの写真から文字を読み取り、データへ自動変換してくれる機能となります。
POSレジの機種を問わず、データ化に対応できるため、データ連携可能な機種の制限からも解放されることも大きなメリットでもあります。
1日の合計売上だけでなく、時間帯別売上や、メニュー別売上も読み取りができるため、時間帯別売上分析やABC分析などの帳票も利用できるようになります。手作業の運用では時間帯別売上やメニュー別売上においては、入力作業量が多く運用が困難でしたが、スマホで写真を撮るだけならば、あっという間に作業が終わります。
尚、FoodingJournalではこれらAIを利用した便利な機能が、追加料金なしの標準機能としてご利用いただけます。